「文章が苦手!」そんなあなたも型にはめればうまくいく|スラスラ書ける文章の型とは?

文章が考えられず時間がかかってしまうと悩んでいませんか?

実は、文章を書けるか早く書けるかどうかは、仕事の成果や周辺の評価に大きく関わります。

[著者]
シバタ コウスケ
✓有限会社ほうき「現場HP」担当
✓年間来訪者約30万人のwebサイト運営
✓SNSフォロワー2,800人
✓現場監督歴25年(一級土木施工管理技士)
✓心理カウンセラー
✓訓練指導員、防災士 ほか

「文章が書けない!」そんな方には、今回ご紹介する文章の型「PREP(プレップ)法」がおすすめ。

PREP法を意識すれば、相手に伝わる文章が書けるのはもちろん、会議での発言や完成検査の説明など口頭でも説得力がありかつ、好印象を与えることができます。

文章に使われる型は主に8つあります。

すべて覚える必要はありません。この8つの中で今回ご紹介する「PREP法」さえ覚えておけば大丈夫。かんたんでわかりやすく、メールから協議資料、日常会話まで幅広く使うことができます。

PREP法は、webライティング(インターネット上に書く文章)の基本になっています。

「文章が苦手!」とお困りなら、PREP法をぜひお試しください。

まず結論「PREP法」

PREP法とは?

PREP法(プレップ法)はつぎの4要素で構成されています。

頭文字構 成意 味例 文
P(ポイント)
Point
結論・〇〇は~です
R(リーズン)
Reason
理由・なぜなら~だから
E(イグザンブル)
Example
具体例・たとえば~
・実際には~
P(ポイント)
Point
結論・よって〇〇は~です

①Point
「結論・主張」
最終的に伝えたいこと

(例)
文章の型はPREP法がおすすめです。

②Reason
「理由」
結論に至った経緯

(例)
なぜなら、PREP法は説明がわかりやすく、読み手にストレスがかからないから。

③Example
「具体例」
事例やデータ、状況

(例)
結論から先に話すPREP法は、話の趣旨を理解してから読み進めていけるので、読み手が理解しやすい特徴があります。

④Point
「再度 結論・主張」
最終的に伝えたいこと

(例)
よって、読み手にわかりやすい文章を書くためには、PREP法がおすすめです。

PREP法はストレスの少ない型

PREP法を使うことで、簡潔にわかりやすい「伝わる」文章になります。

なぜなら、型にはめていくだけなので情報が整理しやすく、論理的な文章をスムーズに作成できるからです。

PREP法は、結論から始まり、理由、具体例と深掘りして、最後にもう一度結論を伝える文章構成。

段階的に結論に至った経緯や根拠となるデータを提示することで論理的な文書になり、最後にもう一度結論を伝えることで納得感が生まれます。

インターネット社会は便利になった反面 ”時間がかかること” がストレスに感じます。

たとえば、ユーチューブの動画の読み込みが遅かったりするとイライラしますよね。ネットショッピングでは少し値段が高くでも早く到着するお店を選んだりしますよね。

文章も同じです。

ただ長いだけの文章は、書く人にとっても読む人にとってもストレス。

なので、簡潔にわかりやすいPREP法は現代にいちばん適合した文章の型と言えます。

重要なのは「結論」から書くこと

PREP法では、最初に結論を伝えます。

結論が先にわかれば「なんの話か」が理解でき、内容が「スッ」と頭に入ります。

それでは、仕事でのワンシーンで「悪い例」と「良い例」を見てみましょう。

悪い例

急遽、社長の出張が決まって明日から3日間の予定で東京に行かれるそうですが、戻ってこられるのは来週になります。週末に予定していた会議は、副社長に代理出席をお願いしたのですが、副社長も別の予定があって出席できないとのことでした。なので、会議は延期になります。

良い例

今週金曜日の会議は19日の火曜日に延期になりました。
社長が急遽、出張になってしまって、月曜日に戻られるそうです。
なので、会議は19日の火曜日に延期となりましたので、予定の変更をお願いします。

悪い例は、社長の話なのか副社長の話なのかわからないまま話が進み「この人は何が言いたいんだろう」と最後まで読まないと結論がわかりません。

良い例のように結論を先に書くことで「会議の延期」という軸ができるので、あとの内容も伝わりやすくなります。

また、結論をはじめに書くことで「興味・関心」をもってもらう効果も期待できます。

ほとんどの人が早く結論を知りたいと思っています。

多くの人が結論を先に知ってしまうと「なぜその結論に至ったのか」その理由を知りたくなるのです。

「理由」は結論を、「具体例」は理由を強化する

PREP法の理由や具体例は、前述(理由なら結論、具体例なら理由)を補う形で使われます。

なので「何のことを言っているのか」が明快で、相手に変に考えさせることがありません。

先ほども解説したとおり、多くの人が結論を先に知ってしまうと「なぜその結論に至ったのか」その理由を知りたくなります。そして、理由を知ると具体的な根拠を知りたくなります。

それが人間。

結論に至った理由をしっかりと明記しておけば、読み手が納得して読み進められるだけでなく、文章の信頼性も向上します。

最後の結論で締めくくる

もう一度最後に結論を伝えましょう。

なぜなら、いちばん重要なのが結論だからです。理由や具体例を書いた後に結論を伝えることで、読者は行動しやすくなります。

文章が苦手な方は「物語」を書こうとする

「なにを書いていいのかわからない」「ちょっとした報告書にも時間がかかってしまう」

そんな方にはつぎの3つの原因があります。

✓良いことを書こうとする
✓長く書こうとする
✓結論がない

小学生のころから「起承転結が大切です」と先生から教わった方も多いと思います。

国語で教わる文章のほとんどが「物語」です。

物語を書くのであれば「起承転結」でいいでしょう。なにせ、起承転結はストーリー性のある物語を書くのに適しているから。

逆を言えば「人に説明する文章」には適していないということ。

国語より後に文章の書き方を学んでいない方は起承転結で文章を考えようとします。時には難しい漢字や調べないとわからない横文字を使ってみたりします。

私たち凡人には物語を書けるほどの文章力やセンスは備わっていません。

私も含め、物語を書く才能のない人間が「良い文章」「長い文章」を書こうとするから難しいのです。

「文章が苦手!」は思い込み

まずきっちりした結論を決めてください。文章は結論から始まります。

その結論に至った経緯を理由として書けばいいのです。理由の根拠となるたとえ話やデータを使って説明すればいいのです。

そして最後にもう一度結論で」締めくくる。

ただそれだけです。

今日から「PREP法」を意識して文章を書きましょう!

慣れは必要ですが、コツさえ掴めば文章が好きになります。

「結論から話して」
「そもそも何の話をしているの?」
「結局、なにが言いたいの?」
「整理してから話して」

このように言われてきた方も「文章が上手ですね」「わかりやすいですね」と言われる日は必ずきます。

文章力は才能ではなくテクニック。練習すれば身に付くので。

簡単な文章テクニックはまだまだあります。機会があればお話ししたいと思います。

今回はこの辺で。おわり。